2010年5月22日(土)

鞆の浦の町中を歩く

 

 


そして、見落としそうだったのが
船番所のあと
多分、あのあたりだろうと目星をつけて  港の左手の入口の防波堤に向かう

途中、たばこ屋さんの傍に 走島にいく渡船場があった
時刻表には 2時間に1本くらいで出ると書いてある
人が住んでいる島には船が通っている  やはり瀬戸内海だなと思う

防波堤は石で組んでいる、いつ頃できたものだろう

 

 

 

防波堤の付け根の石垣の上に
それらしい建物があったが
実際に探していると
船番所の跡らしきところがあるが
それは、民家になっている
ま、しょうがないか
これが船番所だ と思って撮る

その下に 海を臨んで小さなお稲荷さんがあった
2匹の狐が神社を守っていた(その1その2

 

 

 

防波堤の傍から裏道を登っていくと
小さな祠があった(315)
その周りに猫がいた
それも何匹という数ではない
三毛猫、黒猫、虎猫
(三毛猫は日本特産らしい、最近そのDNAが心配されているという)
10匹以上いるのだろうか
ここは、猫屋敷か?
鞆の浦の魚をたっぷり食べて昼寝をしている
中には、2匹仲良く寝ているのもいる

その1その2その3その4その5その6その7その8その9、)


お堂のお札には
「いざさらば 今宵はここに 志度の寺  いのりの声を耳にふれつ」
これはきっと猫の立場から詠まれた戯れ歌にちがいない

 

 

 


道沿いにうどんと幟のある民家がある
覗くと人の気配がするので
思い切って入り、うどんを頼む
天ぷらもできるおいうので天ぷらうどんを 頼む

うどんを食べている間
おばさんと小さな女の子
そしておじいさんまで傍でみている

昭和の30年頃までは この岬と対鐘楼のある高台の間は
海だったが 埋め立てて陸続きになったこと
今年は今頃 チヌがおいしくなったという
天ぷらに小エビが入っていたので
皮をむいた干しエビはないの と聞くと
夏の時期にエビを捕って皮をむいて干すので夏の終わり頃でないと出回らないという
エビも今年は成長が悪いのでどうなることやら、となんか心細い
今年は冷夏なんだ…(実際は猛暑でした)

 

 

 

お昼を済まして、
鞆の浦から、バスで福山まで行くだけなのだが
ちょっと気になることがあった
それは、道路沿いの防波堤に
各自が思い思いにブルーシートが引いてあることだ(その1その2

何かの場所取りかなと思いつつ
何だか分からなかったので聞いてみると、向かいの弁天島で行われる
花火大会のための場所取りだという
それは今晩ですかと聞くと
一週間先のことだという
気の長い話だなと思った

 

 

 

 


防波堤の上に座って海をみていると
鯛網漁の歌が聞こえてくる
あ。午後の部の鯛網漁が始まったんだなと思う

すると、鯛網漁の漁船が2隻 小さな先導の船に続いてやってくる

その後を 大きな2階建ての観光船が追いかける

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