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佃島へ
中央大橋を渡って、佃島へ。


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隅田川右岸にたつ超高層の聖路加病院。
このビルの大きさを感じさせないように、上に行くに従って、ブロック的に断面を小さくしているデザインは、どうしても、バベルの塔を思わせる。

 




石川島資料館は、橋のすぐ近くのビル、ピアウエストスクエアー1階にあった。
水曜日と土曜日しか開いていないという。あまり広くない一部屋が資料館になっていて入場無料である。

嘉永年間に、幕府は、石川島人足寄場のあったこの佃島に造船所を設け、洋式艦船を建造するようになった。
これが今のIHIの発祥である。佃島には、オイルショックまで石川島造船所、後の石川島播磨重工業(IHI)があった。
昭和39年までは、佃の渡しを使って工場に通勤していたという。
当時の工場配置の模型、IHIの歴史などが展示されている。オイルショックの後、IHIはこの土地を売却、今の超高層のマンションができあがった。発祥の地を売却してしまったので、その記念にIHIは、この石川島資料館を残したという。

橋を渡る途中、浅草行きの水上バスがやってきたので、パチリ。