古代の道  立石〜江戸川土手 2007.10.14

次の日曜日に出直す 

 

 

次の週 改めて出直す。
今回の目的は、立石より江戸川まで歩くことだ。
東武亀戸駅より、東武亀戸線にのって、曳舟乗り換えで立石まで行くことにした。

東武亀戸線の沿線は、下町の雰囲気のある家並みが続く。(

何が下町かといわれても一口では言えないが、家並みから見る限り、家を囲む塀がない。露地が多い。玄関から直接露地にでるという家の造りになっている。そして、鉢植えなどの草花が家それぞれの特徴を醸し出している。外見にはそんなところだろうか? このあたりは、どこに行っても下町である。いづれにしても、この辺は「こち亀」さんのホームグラウンドだ。

曳舟におりて、京成線にのる。

曳舟駅のすぐ背後は マンションが覆い被さっている。
都心乗り入れで、通勤には便利なのだろう。

立石駅で降りる。
ホームには、前回は気がつかなかったが、
江戸名所図絵にのっている「立石の図」の立て札があった。
この絵を見ると、確かに立石は 地面から大分顔を出している。
また、周りが低湿地で、こんもり盛り上がった土地出合ったことが分かる。また、遠くに民家があることから、その間は、広い水面であるように思われる。その水面は中川なのだろうか?
200年ばかりの間に、顔を出していた岩は少しずつ削り取られて、平たくなり、周囲の土地も盛り土されて、全体にならされて平地になったのだろうか。

そして奇石「立石」の説明文があった。
「鳥居竜蔵博士の説によると、古代先住民の宗教的な遺蹟だ」とある。(鳥居龍蔵は、戦前、戦後の人類学者)

前頁へ 次頁へ TOPへ