古代の道 飛鳥 2007.5.12〜13

山辺の道に入る

 

 

さらにいくとお城のお堀のような所にでてくる。
水面一面に生えている菱(ひし)が懐かしく、撮影していると
おばさんがやってくる。昔はこの菱の実を食べましたよねえ。
なんて言う話をきっかけにこの堀のいわれを聞くと
なんでも、織田信長の居城であったらしい。
え、ホント?
織田信雄じゃないのかな。とか、家康の天下になって、滅ぼされなかったのかなとかいろいろ思いめぐらした。
でもちゃんとお城の跡が残っている。

三輪神社の大鳥居
大和王朝によって、封印された神社である。
三輪一族は、ある高貴な出の娘が蛇の化身と交わって、できた子どもの子孫であるという伝説がある。
荒俣宏によると、春分の日には この鳥居越しに見ると、朝日がちょうど三輪山の頂上から昇る 古代レイラインによると、この延長に伊勢神宮があるとか、謎が多い。
大鳥居脇の綱越神社にも何かいみがあるのだろうか?

 

 

そこから 仏教伝来の地に向かって、古い商家の並ぶ道をとおる。
大和独特の古い作りである。

家の切り妻側でなく 軒側を道路に面してつくる作り方は関西地方に多い。
東北地方に行くと、殆どの家が切り妻側が道路に面している。


白玉で有名な店らしい?
屋根の上の看板、格子のある窓 折り畳み式の縁側など、珍しい。
表戸の小さな入口は、時代劇にもよくでてきそうな感じ
池田屋事件でも、夜中にこの小さな引き戸を叩いてはいっていったのだろうか?

これは酒屋さんだ


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