古代の道 飛鳥 2007.5.12〜13

飛鳥川を下り、明日香村へ


川沿いの木陰道を進む。


橋がある。この橋の名前は忘れた。

石を積み上げて堰をつくり、、水の勢いを弱める方法が珍しい。


写真に映ってないが手前にも橋がある。 玉藻橋という。

 

 

 

 

 



橋の下は、深い渓谷を刻んでいる。

橋のたもとに、万葉の歌碑を発見

玉藻橋で読んだ句である。

明日香川 瀬々に玉藻は生いたれど しがらみあれば 靡くあはなくに

悲恋の句である。

そういえば、ここは万葉の地のど真ん中。
万葉の句が詠まれたと思われる場所に句碑が立てられている。

立ちて思ひ 居てもそ思ふ 紅の 赤裳裾引き 去にし姿を

この句は、ストーカーの元祖のような句だなあと思う。
犬養孝の解説によると、橋の上を通る姿を歌ったものらしい。

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