2008年4月19日〜21日
四国南海道を行く

駅家のあったとされる引田の馬宿から阿波(徳島)方面を望む
奈良から四国へ渡る南海道は、まず、奈良を南に辿り、
紀ノ川沿いの尾根みちを下るルートが
とられたと考えられている。
その下ったところに加太港がある。
加太港は、紀伊半島が紀淡海峡に
出っ張った岬の付け根にある古い港で、
今は漁港となっている。
この港から四国に渡るには、
船でまず、淡路島の由良港につき、
由良港から島の中央を南下して、福良港にいたり、
福良港から四国へ渡ったようである。
福良港からは、四国に渡るには、対岸の塩飽諸島近くの入江、
本四架橋の四国側の地点が一番近くてよさそうだが、なぜか、
吉野川の河口よりちょっと入った河川港をめざしたらしい。
今回は、この加太港から由良港まで、
淡路島を船で渡りたかったのだが、本四架橋の影響で
瀬戸内海汽船の定期船は廃止になっていた。
加太から淡路島に渡るには、
大阪、神戸を経て、明石から本四架橋経由で行くしかない。
四国、吉野川河口からはじめることにする。
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3.讃岐の南海道 その2
県道129号を入り、松本駅をすぎて
讃岐平野ををまっすぐ西へ